以下のコード枠内のコマンドはPowerShellで実行します
目次
Docker Hubからimageをダウンロードし実行
docker run -d -p 8080:80 dockerｋ/welcome-to-docker短縮表記が可能な構造をしている：
- Dockerは、Docker Hub のリポジトリ名であり、
welcome-to-dockerはその中のイメージ名。 - 以下が「完全な指定」として認識されます。
docker run -d -p 8080:80 docker.io/docker/welcome-to-docker:latestDocker の便利な解釈機能：
- タグが省略された場合に
latestを自動補完するため、ユーザーが「簡略化された指定」 - コマンドを実行すると、Docker は以下のように動作します
- ローカルキャッシュに
docker/welcome-to-docker:latestイメージがあるか確認。 - 存在しない場合、Docker Hub からダウンロード。
- ポート
8080をホスト側、ポート80をコンテナ側としてマッピングして起動。
- ローカルキャッシュに
Dockerfileから実行
テキストエディタで Dockerfile を作成します
Dockerイメージをビルドする
docker build -t my-python-app .コンテナを実行する
docker run -d --name my-running-app my-python-app-dはデタッチモード（バックグラウンド実行）を指定します。--name my-running-appはコンテナに名前を付けます。my-python-appはビルドしたイメージの名前です。
ログを確認する場合は、以下のコマンドを使用します
docker logs my-running-appコンテナを停止
docker stop my-running-appコンテナを削除
docker rm my-running-app現在動作中のコンテナ一覧
docker psすべてのコンテナ一覧（停止中も含む）
docker ps -aイメージ一覧
docker images不要なイメージとコンテナのクリーンアップ
docker system prune -adocker-compose.ymlから実行
docker-compose.yml を作成
プロジェクトのルートディレクトリに docker-compose.yml ファイルを作成します
サービスを起動
docker-compose.yml が保存されたディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行します。
サービスをバックグラウンドで起動
docker-compose up -dフォアグラウンドで起動
docker-compose upサービスの状態を確認
docker-compose psログの確認
全てのサービスのログを確認
docker-compose logs特定サービスログ確認
docker-compose logs webサービスの停止と削除
サービスを停止
docker-compose down停止時にボリュームも削除
docker-compose down -vその他のよく使うコマンド
サービスを再ビルドして起動
docker-compose up --build -d特定のサービスのみ起動
docker-compose up -d web構成ファイルの検証（docker-compose.yml ファイルにエラーがないか確認する）
docker-compose config環境変数の利用
docker-compose.yml で環境変数を使用することができます
.env ファイルを作成
WEB_PORT=8080docker-compose.yml 内で参照
services:
web:
image: nginx
ports:
- "${WEB_PORT}:80"