「初任給42万円」の衝撃とからくりを読んで
上記リンク先を読んで
令和3年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)によると、一般的な大卒者の平均初任給(残業代・賞与別)は22万5400円
数字の見せ方にポイントがあると記述されている
確かに初任給額は「42万円」だが、これは多くの人がイメージする「月額基本給(残業代・賞与別)」ではなく、「年俸額504万円を12分割した1カ月分の金額」である。12分割であるから当然ボーナスという概念はない。
年俸500万円超えは十分高いと思われるかもしれないが、ここでもう一つのからくりが有ると記述されていた。
からくりとは
初任給42万円は「残業代・賞与込み」の金額
つまり残業代はつかない「固定残業月80時間分、深夜残業月46時間分込み」ということ
この固定残業時間をもとに
「42万円」の内訳は「基本給金額約25万円」「固定残業代約17万円」との計算になる。
別の見解だと
上場企業の場合260万から280万(賞与を含めると初任給の14か月分になる)多くても300万円位
サイバーエージェントの年間休日は126日で、所定労働時間159.33時間、時給1500円になる。そのため「基本給金額23万9000円」となる。
その他に企業を見ると、NEC22万7000円、日本郵船25万5000円、コーエー29万
サイバーエージェントの残業代と深夜手当あわせて18万1000円
結論
基本給23万9000円、残業代+深夜手当で18万1000円、合計42万円
感想
東京で初任給23万円となると、そんなに高くない!
見せ方の問題だと思う、ただ! 大学出てても、このようなからくり見抜けないと思う。
サイバーエージェントの見せ方は、工夫して見せているので、努力が見受けられるため、そんなに悪いとも言い難い。
学生については、見抜けないのは仕方がないが、それだけの給与を貰うためには、「それだけの技術が要求される!」「それだけの残業を要求される!」という事だと思う。
単に、固定残業代だからやらなくても貰えるというのは考えが甘すぎる、それだけの給与を貰うためには、それだけの売り上げ利益を出さないと、もらえないどころか会社がつぶれるということだ。